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プリウスの運転はクラウンより疲れるのか?

現在納車待ちのプリウスですが、先週トヨペットから連絡がありまして、予定通り来月下旬になりそうだとのことでした。話によれば、需要がまた伸びているそうで、現在はさらに納期がかかる状況になっているそうです。

以前にも触れましたが、今年のデトロイトショーでトヨタは家庭用電源から充電できるプラグイン・ハイブリッドを来年末くらいに投入したいとアナウンスしていました。フルモデルチェンジもその頃と考えれば、現行プリウスはもはやモデル末期ということになります。が、むしろ需要が伸びる方向にあるというのは、要するに燃料コストのメリットが時流に乗った大きな商品力になっているということなのでしょう。

このままいくと自動車重量税の暫定税率が4月末で期限切れとなりますから、上手くすれば34,200円安くなる可能性も出てきました。もし安くなるのなら、待たされたのは却って良かったと思えるようになるでしょう。

ま、そんな話はどうでも良いんですが、何とも聞き捨てならない話が毎日新聞の熊本地方版で報じられていました。

水俣市:「議長公用車エコカーに」 市民団体が署名運動

 水俣市が今年度、買い替えを予定する議長公用車について、市民団体「環境モデル都市を考える会」(赤木惇子代表)が14日、より安価で環境に優しいエコカーに変更するよう求める署名集めを始めた。

 買い替え予算は477万円。会によると、ハイブリッドカーのトヨタ・プリウスに変更すれば、予算は296万円に抑えられ、燃費も向上するという。会は「環境のまちづくりを進めている水俣らしい車種に変更してほしい」と主張している。

 現在の議長車は日産のグロリア。92年の購入から16年経つことから市が2月議会で買い替えを提案した。トヨタ・クラウンの購入提案に対し、一部議員はプリウスへの変更を求める修正案を提出したが、安全性や運転手の疲労軽減を理由に否決された。同市では市長公用車もクラウンを採用している。

(C)毎日新聞 2008年4月15日


現行のクラウンに乗ったことはありませんが、2代前のクラウン・マジェスタには乗ったことがあります。父が以前ソアラ(現レクサスSC430)に乗っていたので何度か借りて乗っていますし、これをプログレに買い替えたときも少し乗らせてもらいました。私が勤めている会社の管理職クラスの社有車はカムリですから、最近3代のそれには何度も乗っています。安全性についてはともかく、疲労に関してはどの車種がどうといった違いなどなかったのは言うまでもありません。

今般のプリウスの商談の折、もちろん試乗もしています。短時間ではありましたが、運転感覚は至って普通のトヨタ車そのものでした。強いて難癖をつけるなら、Aピラーが太い上に大きく寝ているため、斜め前方の視界の邪魔になるといった程度です。もちろん、上に列挙したトヨタ車と比べて疲労に影響しそうな明確な違いは一切なかったといえます。ま、ムキになるのも大人げない話ですが。

新聞記事がいい加減だということはよく知っていますので、毎日新聞熊本地方版の記事も額面どおり受け取ってよいものか迷いもありますが、それにしても解せない話です。水俣市議会の理由は単なる言いがかりといいますか、殆ど妄想といいますか、何にしても理由になっていませんね。地方議会とはいえ、政治家ならもう少し頭を使ってマシな理由を考えるべきでした。

例えば、プリウスとクラウンに明確な差があるとしたら、それは運転席ではなく、後部座席の居住性のほうが遙かに大きいでしょう。初代よりマシになったとはいえ、プリウスの後部座席の座面前後長はまだ短かい部類になります。また、後方へ絞り込まれたルーフラインの影響でヘッドクリアランスは初代より10mm削られ、座高の高い人でなくてもやや圧迫感を感じるでしょう。ここに座って移動しながら公務も行うとなれば、やはりクラウンに分があるのは認めざるを得ません。また、後部のルーフが絞られている分だけ、乗降性もクラウンより劣るというのも確かです。

プリウスへの買い替えを否決した議員たちは、要するプリウスに乗ったことなどなく、間近で見たことすらなく、単なる思い込みで適当な理由を考えたといったところでしょう。

toyota_prius.jpg
TOYOTA PRIUS
私が納車待ちしているこのクルマに対し、
水俣市議会はクラウンより安全性が劣り
クラウンよりドライバーを疲労させると断定しました。
ま、後部座席に乗るならクラウンのほうが快適なのは
間違いないと思いますが。


それ以前に、議長公用車なんて必要なのだろうか? と思い、「議長公用車」というキーワードで検索してみました。すると、北九州市の議長公用車は1118万円で購入したレクサスLS460だということで祭り状態になっていました。これには驚きましたが、同時にアホくさくなったので深入りするのはやめました。

ま、アレですね。若者のクルマ離れがメーカーにとって頭痛の種になっている昨今ですが、権力の笠の下にいる老人たちにとって、クルマというのは依然として権力の象徴であり続けていると、そういうことのようです。

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

コメント

水俣の市長と議員は無能力者です。議会では何の議論もしないくせに、市民にはさも仕事をしているようにみせかけ、あろうことかそのようなレベルの市長と議員に市民は騙されています。水俣につける薬はありません。

  • 2010/08/10(火) 23:05:00 |
  • URL |
  • 証人 #-
  • [ 編集]

証人さん>

この記事を書いてから1ヶ月半たらずで納車となったプリウス(2代目)に乗るようになって早2年余りが経ちました。至って快適で燃費の良さも手伝い、長距離ドライブに繰り出す機会も増えました。

これはクラウンとの相対評価以前の問題で、絶対的な評価としてプリウスは十二分に快適であると断言できます。このクルマで簡単に疲労してしまうような虚弱体質で、運転手としての適正が疑われるような人間を公用車の運転手として公費で雇うというのも滅茶苦茶なハナシだと思います。

東京在住の私は水俣市の市政について何も知りませんが、あのようないい加減な理屈がまかり通ってしまう時点で正常に機能していないのではないかとお察しします。

  • 2010/08/11(水) 01:07:59 |
  • URL |
  • 石墨 #PxDbU/1w
  • [ 編集]

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