酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

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時効

いまから2年程前、某オンラインサイクルショップでパーツを購入しました。金額は確か4,000円くらいだったと思います。

1月中旬くらいにオーダーしたのですが、「欠品のため2月納期になるので、キャンセルするか否か指示して欲しい」というメールがあり、こちらも特に急いでいたわけではなかったので、そのまま取引を継続して欲しい旨、連絡しました。

しかし、2月に入るといきなり「入荷したので発送しました」とのメールが来て、直後に品物も届きました。本来なら振込先と振込金額を通知するメールが来て、それに従って私が入金してから発送となるハズだったんですけどね。

そもそも、振込先や送料などを含む振込総額が解らなければ、こちらも振り込めません。「ま、放っておけば連絡してくるだろう」と思い、そのままにしていましたが、私もいつの間にか忘れ去ってしまいました。

結局、その部品も諸般の事情であまり使わないうちにお蔵入りさせてしまったのですが、先月、それが眠っている段ボール(自転車パーツの墓場)をガサゴソと探っていたら出てきたので、約2年ぶりにそのことを思い出しました。(ちなみに、何故その段ボールを探っていたかと言いますと、例のハブダイナモを探していたからです。)

気になったので調べてみたところ、商法の第522条(商事消滅時効)ではこうなっていました。

商行為によって生じた債権は、この法律に別段の定めがある場合を除き、五年間行使しないときは、時効によって消滅する。ただし、他の法令に五年間より短い時効期間の定めがあるときは、その定めるところによる。


つまり、商行為によって生じた債権は原則として5年を経過したら消滅するというわけですが、問題は「ただし」の後ですね。他の法令に5年より短い時効期間があったら、それに従うということです。

で、他の法令に5年より短い時効期間がありました。民法の第3節(消滅時効)第173条です。

次に掲げる債権は、2年間行使しないときは、消滅する。
1.生産者、卸売商人又は小売商人が売却した産物又は商品の代価に係る債権
(後略)


今回のケースはまさにこれです。

ということで、この度、晴れて時効を迎えることになりました。こんなことならもっと色々買っておけば良かったと思った私は、たぶん死んでも天に召されることはないのでしょう。

ちなみに、同174条にはこうありました。

次に掲げる債権は、1年間行使しないときは、消滅する。
(中略)
4.旅館、料理店、飲食店、貸席又は娯楽場の宿泊料、飲食料、席料、入場料、消費物の代価又は立替金に係る債権
(後略)


ということで、飲食代等は1年で時効だそうです。飲み屋とか飯屋にツケがあるアナタ、1年粘れば踏み倒しても法的な請求権は消滅してしまうのだそうですよ!

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