酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

前言撤回

昨年末、サイクルモードのレポートで定置トレーナーのシロモトのバイクトレーニングマシンについて書きました。

shiromoto_btm.jpg
SHIROMOTO SUPER BIKE TRAINING MACHINE

このとき、「可変式ステムは色々商品化されていますが、アジャスタブルクランクなどというものは聞いたことがありません。といいますか、実車では危なくてどこもやりたがらないでしょう。」などと生意気なことをほざいてしまいました。

shiromoto_slide-crank.jpg
シロモトのスライドクランク

が、シロモトの定置トレーナー用以外にもクランク長を可変できるクランクが実在することを最近になって知りました。フランスのストロングライトですから、かなりメジャーなブランドから発売されていたにも拘わらず、何故か気付きませんでした。

stronglight_fission.jpg
STRONGLIGHT FISSION

ストロングライトのその機構は「ALS(Adjust Length System)」というそうで、シロモトとは構造が大きく異なります。ま、アジャスト幅もシロモトは150~185mmと35mmもあり、2.5mm刻みで15パターンあるのに対し、ストロングライトのALSは170~175mmの5mmで、やはり2.5mm刻みですから、3パターンしかありません。しかし、アジャスト方法はなかなか賢いやり方です。

ストロングライトのALSはクランクのペダル取付け部位に長円形の穴が開いており、そこにペダルを取付ける雌ネジが切られたインサート部品を装着します。そのインサート部品は、長円形の穴のセンターにネジ穴が設けられたものと、センターから2.5mmオフセットしたものの2つが付属しています。センターに来るものを装着するとクランク長は172.5mmとなり、オフセットしたものを上下入れ替えて170mmと175mmに対応します。と言葉で説明しても解りにくいでしょうから、下図をご参照下さい。

als-1.jpg

で、賢いのはインサート部品の固定方法で、この部品はコンビーフの缶みたいに横から見ると台形になっているんですね。クランク裏側からインサートし、ペダルの取付け面側にステンレスのプレートを挟んでペダルを取付けるわけですが、そのペダルのネジ込みで固定されるかたちになります。もし、このインサート部品が外れるとしたら、それはペダルの取付けが緩んだときということになりますし、この構造なら若干の緩みでは大事に至ることもないでしょう。安全性という面でも非常に優れた方式だと思います。

als-2.jpg

また、こうした方式なら、重量への影響もあまり大きくないでしょう。フィション・アクティブリンクの場合はBB込みで公称795gですから、カーボンクランクとしてはさほど軽くありませんが、充分に実戦でも通用するレベルかと思います。加えて、シロモトの方式は剛性面などで不利に見えますが、ストロングライトのALSはその点でもあまり問題にならないでしょう。

惜しいのは、アジャスト幅が僅か5mmしかないことと、170~175mm以外のラインナップがまだないことですね。私の場合、基本は170mmになります。172.5mmも試したことはありますが、これ以上は却って身体に合わなくなりそうな感じでしたから、むしろ下の167.5mmが欲しいところです。そうしたきめ細かいラインナップが展開されていくのか解りませんが、私にとってちょっと気になるアイテムが一つ増えました。

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ishizumi01.blog28.fc2.com/tb.php/124-2b0236a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。