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チューブレスチューブラー

シマノの自転車パーツはやはり今月から値上げとなりましたが、駆け込みで購入したWH-7850-24C-TUも私が購入したショップで約8%、ほぼ1万円の値上げとなっていました。いつものパターンであればタイヤも同じタイミングで買うところですが、ホイールの購入を決めたのが急だったので全く吟味していなかったため、延び延びになっていたのはこれまでにもお伝えした通りです。

で、どれをチョイスしたかといいますと、チューブラー使いの方なら掲題でメーカーを特定できたかと思います。ホイールの軽さを生かすために比較的軽量なものということで、チューフォーのS3ライト<215gにしました。

tufo-s3lite_wh7850c24tu.jpg
バルブとロゴの位置を合わせるのは
「お約束」とされていますが、
チューフォーは90度ズレています。


このメーカーは東欧のチェコに本社を置いています。それが関係あるかどうかは解りませんが、極めて個性的なメーカーで、チューブラータイヤ専門なんですね。MTB用タイヤもチューブラーで専用ホイールと共に発売したり、クリンチャー用のリムに装着できるチューブラータイヤをいくつもラインナップさせたり、かなり奇特なことをやっています。また、このメーカーのタイヤはいずれもチューブがケーシングと一体化されている一種のチューブレス構造になっているのも非常に特徴的ですね。

クリンチャーと同じような構造のリムを用いる普通のチューブレスなら、裏から穴にパッチを当てて補修するなどの対応も可能です。が、この構造では裏側に手が入りませんから、そうした対応は物理的に不可能です。また、MTBでは自動車や自動二輪と同様にプラグを差し込む方法もありますが、薄くボリュームがないロード用タイヤではこの手も上手くいかないでしょう。

クリンチャーしか知らない方のために念のためご説明しておきますと、一般的なチューブラータイヤもパンク補修は簡単ではありません。チューブはケーシングに包まれるようなかたちで内側(リムに接着する側)で縫い合わせてあるんですね。属に「フンドシ」と呼ばれるリムフラップがその縫い目の上に貼ってありますので、これを剥がして縫い目を解いて、チューブを引っ張り出して、パッチを当てるなどの補修をして、チューブを戻して、縫合して、フンドシを接着し直して、リムに接着し直すという、大変な手間がかかります。

しかも、高性能なタイヤほどチューブやケーシングが薄く作られている傾向がありますから、チューブを引っ張り出したり戻したりといったことをやってしまうと、きちんと歪みなく元通りに収めるのが至難の業で、これには高度な職人技を要求されます。

ということで、練習用の安物はともかく、決戦用のそれは補修せずに捨ててしまうという人も少なくありません。私も性能を求めて導入したものを補修して性能を落とすというのは本末転倒だと思いますので、直さずに捨てる主義です。私は真性のエコロジストではないので、この主義は曲げられません。

さて、これまで私とはご縁がなかったチューフォーですが、S3ライト<215gという名の通り、メーカー公称値は215gになっています。こうした軽量モデルは重量のバラツキが大きい傾向がありますし、誇大広告になっていることも多いのですが、チューフォーも公称値に嘘がないとの評判に違わず、2本とも公称値の215gを若干下回っており、実測で205gと213gでした。

チューフォーは硬くて嵌めにくいという話もよく聞きます。が、WH-7850-24C-TUとの相性に関していえば全く以て「普通」で、緩くもなく殊更きつくもなく、丁度良い感じでした。かなり手こずるのではないかと覚悟していただけに、ちょっと肩すかしを食った感じでした。

で、これが非常に真円度が高く、ヴィットリアなどとは対照的です。また、捻れも皆無といってよく、リムにはめたところで殆ど芯が出ていて、修正する必要も全くといって良いほどありませんでした。コンチネンタルの上位グレードとかヴェロフレックスなどのような高級品ならこれくらいは当然ですが、この価格帯でこれだけ精度良くキレイに作ってあるのはなかなかのものだと思いましたね。

実走したインプレッションですが、ホイールもタイヤも私には初対面ですので、どちらの要素がどうかという点でややグレーな部分もありますが、どちらも妙に尖った部分がなく、良くも悪くも中庸な印象でした。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたので、実走のレポートはエントリを改めます。

(つづく)

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

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