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プリウスの燃タンは何リットル?

プリウスのカタログや取扱説明書には燃料タンクの容量が「約45リットル」とあります。また、取扱説明書には残量が6リットルを切ると「いちばん左の残量表示が点灯から点滅に変わり、ブザーが鳴ります。」とあり、またディスプレイにも約6秒間「燃料を補給して下さい」と表示されるそうです。が、どうもそれでは計算が合わないんですね。

先の週末に東京から愛知県長久手町にあるトヨタ博物館まで往復し、732km走りました。また、その前後と合わせて初回の給油からの走行距離が1171kmとなりました。この間無給油だったというだけで呆れるくらいの高燃費ですが、問題なのは2回目の給油で入ったガソリンの量です。デジタル式燃料計の10コある表示単位のうち、最後の1コになってから給油までの走行距離はせいぜい30~40kmくらいでしたから、まだ警告が出るまで余裕はあったと思います。

ところが、いつも入れている信頼できるスタンドで給油したところ、43.6リットル入ったんですね。燃料タンクの容量が45リットル、残量6リットルで警告が出るなら、単純に考えれば警告が出る前の給油では39リットル以上入らないことになります。

ここで疑われがちなのがスタンドの不正計量ですが、39リットル以下のところ4.6リットル以上も多いとなると、約12%の上乗せとなります。いくら何でもこんなに大胆な不正を行ったら、すぐにチクられてしまうでしょう。現実問題として給油機については法令で誤差0.5%以下と定められており、検査も行われますし、罰則もありますから、このような不正計量をやっても割の合わないことだと思います。

また、先のエントリでは45リットルから諸先輩方の残量データの平均値を差し引いて消費量を推測したところ、33km/Lを超える異常な高燃費となりましたが、これも俄には信じがたいところです。

今回の給油で解った「満タン法」による燃費は26.9km/Lでしたから、由良拓也氏の17km/Lに対してほぼ10km/L上回る燃費を記録できました。が、満タンから警告が出るまでの消費量が39リットル以下だったと考えると、もっと凄いことになっていたハズです。ということで、この辺はきちんと精査する必要があるのではないかと思いました。

そこで、視点を変えてみて、プリウスのマルチインフォメーションモニタの燃費計を基準に考えてみることにしました。ここに表示されるデータは5分間隔の区間燃費と現在の瞬間燃費、リセットしてからの平均燃費になります。

energy-monitor.jpg
プリウスの燃費表示画面
トヨタ博物館まで往復した直後の画面で、平均燃費は29.7km/Lと表示されています。
カタログデータはJC08モード燃費で29.6km/Lですから、それを若干上回りました。
ただし、これはプリウスの特性を良く理解し、それを引き出すために
ミリ単位の微妙なアクセルワークを駆使してようやく得られた結果ですので
同じようなチャレンジをこれからも続けるかどうかはちょっと微妙です。
(最高レベルでは40km/Lくらいまで伸ばす人もいるそうですが、私にはたぶん無理です。)


この燃費計の精度も完璧とはいえないでしょうが、ガソリンの消費量をモニターしながら走行距離との商で求められるデータですので、それほどいい加減な数値でもないといわれています。そこで、この平均燃費が信頼できるものと仮定して消費したガソリンの量を逆算してみました。

先の週末にトヨタ博物館を往復した行程が732kmで、この間の平均燃費は上の写真にあるように29.7km/Lでした(かったるくなる領域まで省エネ運転に徹してこの数字です)。これから逆算しますと、24.6リットル強のガソリンで愛知県長久手町まで往復したということになります。

その前に乗ったときが約90kmの行程で平均燃費が26.5km/Lでしたから、3.4リットルほど消費したことになります。さらにその前は行程の一部で高速道路も使ったことで燃費もやや悪化し(プリウスは高速道路のほうが悪化するんです。本当です。理由はまた別の機会に)、また私自身もプリウス固有の省燃費走行に関する習熟度が低く、殊に微妙なアクセルワークに不慣れだったことなどが要因と思われますが、約350kmを22.8km/Lで走りましたから、約15.4リットル使っている計算になります。

合計しますと、43.4リットルになりますから、今回の給油で入った43.6リットルとの差はわずか0.2リットルとなり、これなら無視できる範囲の誤差と見てよいしょう。プリウスに備わっている燃料消費量の計測機能と私が以前から利用してきたガソリンスタンドの給油機の流量計が全く同じレベルで過大計測しているとはまず考えられませんから、やはり燃料タンクの容量が45リットルというほうに錯誤があると見るべきですね。

ま、燃料タンクの容量が表示より大きかったり、給油口からタンク本体までの配管も含めるとさらに容量が大きくなるといったことも十二分に考え得ることですから、私はそちらの誤差が大きかったと考えることにしました。ただ、取扱説明書で残量が6リットルを切ったら警告が出る旨を謳っていますので、警告が出た時点で残量が6リットルより少ないということはないと思います。

一番確実に燃料タンクの容量を確認する方法は完全にガス欠状態にして燃料を入れてみることですが、そこまでして正確な容量を確認する必要もないでしょう。警告が出ていなかった段階で43.6リットル入りましたから、それに加えて6リットル以上残っていたとすれば、おおよそ50リットルくらいになりますから、だいたいそんなものだろうという認識で良いのかも知れません。

ということは、先の週末のように29.7km/Lがキープできるなら、1回の給油で1485km走ることになります。恐るべき足の長さですね。これなら倉敷あたりまで無給油で往復できる計算になります。ただし、このレベルの燃費を叩き出そうと思ったら、高速道路ではまず無理なので、一般道を片道20時間くらいかけて走ることになるでしょうけど。

テーマ:燃費 - ジャンル:車・バイク

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  • 2013/08/17(土) 14:32:25 |
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