
初めてマイヨジョーヌに袖を通すバルベルデ
現在、サイクルロードレース界最高年俸選手といわれるバルベルデですが、
彼にとっては4度目のツール挑戦で初めてのマイヨジョーヌとなります。
彼は今回のツールでいくつか目標を立てているそうです(最大の目標は当然、総合優勝ということでしょう)が、「ステージ優勝すること」と「マイヨジョーヌを着ること」という二つの目標を初日にクリアできたため、「逆に、これからはもっと冷静にレースを運ぶことができると思う」とインタビューで答えていたようです。
私はそれに加えて、前哨戦となるドーフィネ・リベレでTTも制し、カデル・エヴァンス(サイレンス・ロット)に「バルベルデはステージレーサーとして違うレベルに達しているようだ」と言わしめた好調ぶりをツール序盤でもライバルに見せつけることで心理的に揺さぶりをかけようとしているのではないか?という気もしますが、穿ち過ぎでしょうか?
さて、ここからハナシはガラリと変わりまして、非常に他愛のないことになっていきます。昨日のJスポーツの生中継で解説の今中さんも触れていた「ケスデパーニュのシンボルマークが毛ガニと読める」という件ですが、これはいったい何なんだと。

メインスポンサーであるケスデパーニュ(フランス貯蓄銀行)のマークが「毛ガニ」に見えると言われると、確かにそう見えます。いえ、一度「毛ガニ」に見えてしまったら、もう「毛ガニ」としか見えないくらい「毛ガニ」っぽいマークです。
ま、でもこれは同チームのメインスポンサーがイリェスバレアルスだったとき、ケスデパーニュがサブスポンサーとして加わった直後くらいから言われていたことで、最近になって話題に上るようになったわけではありません。また、このマークの正体は、もちろん「毛ガニ」ではなく、マスコットのリスを図案化したものであることも知っている人は少なくないでしょう。

このマスコットの名前は解りませんでしたが、
ケスデパーニュは半世紀以上も
リスをマスコットにしているようです。
つまり、「毛」と読める部分がシッポで、「ガ」と読める部分が頭で、「ニ」と読める部分が手足になるようです。とはいえ、いきなりこのマークを見た日本人が一度「毛ガニ」に見えてしまうと、やはりリスではなく「毛ガニ」に見えてしまいますね。赤い色からリスは連想できませんが、毛ガニならドンピシャですし。
で、色々調べてみましたら、このマークの変遷が解る画像ファイルを見つけました。

当初は普通のイラストで、日本人のイメージする「可愛いリス」というより「狡猾な狐」っぽく、目つきがかなり妖しい感じですね。1965年から図案化が始まり、1968年にデザインされたものが1975年に左右反転しましたが、ほぼそのまま23年ほど使われ、いまのデザインは1991年からということのようです。
シッポの横棒が4本から3本に減ったということは、本数自体にあまり意味はないと見られます。ならば、現在のものは2本にしてしまえばヨーロッパの通貨「ユーロ」のロゴにイメージが重なりますから、銀行のマークとしてはそのほうが良かったのでは? と思いました。が、1991年というとマーストリヒト条約の前年ですから、それは無理な注文ですね。
それにしても、この「毛ガニ」の件もそうですが、ゲロルシュタイナーを「ゲロ水」と呼んだり、こういう発想はどこから出てくるのでしょう? ま、個人的には嫌いじゃありませんけど。