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電動デュラ発売決定! (その2)

こうした新製品でまず気になるのは価格と重量ですが、シマノの公式サイトでは特に触れられていないようです。ただ、海外の情報サイトではスクープしているところもありまして、cyclingnews.comの記事によりますと、以下のようになっています。

デュアルコントロールレバー(ST-7970) : 255g/pair £349.99/pair
リヤディレイラー(RD-7970) : 225g £349.99
フロントディレイラー(FD-7970) : 124g £249.99
バッテリー(SM-BT79) : 68g £49.99
バッテリーチャージャー : £49.99
ケーブルセット : £99.99

※信頼できる情報かどうかは各自でご判断下さい。

イギリスポンドは円に対して昨年くらいがピークでしたが、このところ下げていて今日のレートで1ポンド=212円くらいです。単純計算でいきますと、デュアルコントロールレバーとリヤディレイラーが各々74,200円、フロントディレイラーが53,000円、バッテリーおよびチャージャーが各々10,600円、ケーブルセットが21,100円となります。

上記の合計は243,700円になりますが、先般ご紹介した79デュラの価格情報とcyclingnews.comのそれを比較しますと、クランクセットやスプロケットの価格が26~28%くらい割高になっていますので、上記一揃えの日本国内価格は18万円程度になるかも知れません(もちろん、単純計算による推測に過ぎませんが)。

また、シフトやバッテリーのインジケーターはフライトデッキ(SC-7900)に集約されるとのことです。ま、個人的にはそのほうが合理的で正しい判断だと思いますが、電動デュラを導入するならそれも必須になるでしょう。定価20万円前後は覚悟しなければならないという感じでしょうか。

電動デュラ(プロトタイプ)コントロールレバー
電動デュラのプロトタイプ
2年前にゲロルシュタイナーでテストされていたときは
ご覧のようにブラケット上端に液晶インジケーターが備わり、
ギヤの段数とバッテリーの残量が表示されていました。
この見た目のキワモノっぽさでは一般向けの商品として
なかなか成立しにくいでしょう。


ST-7900フライトデッキ表示部アップ
SC-7900 フライトデッキ
ギヤのインジケーターは言わずもがなですが、
左上にバッテリーの残量を示すインジケーターもあります。
これはフライトデッキ本体のバッテリー残量かと思っていましたが、
どうやら電動デュラに対応するものだったということですね。
ま、誰がどう考えても情報表示はこちらに集約したほうが
遙かに見やすくて合理的だと思います。


従来のデュラエースの価格設定から考えますと、非常に割高感があります。が、上記で推測したとおり電動メカ一揃え18万円程度だとして、これに駆動系と制動系を加えても、スーパーレコードの38万円超に比べればまだまだ割安で良心的な価格設定といえるでしょう。重量はかなり差がありますが。

で、その重量ですが、cyclingnews.comの記事が信頼できるものとして、7900系デュラエースと比較してみましょう。

まず、シフトケーブルを巻き上げる機械構造がなくなり、単なる電気スイッチに置き換わったデュアルコントロールレバーは、ST-7900比で123.5gも軽くなっています。一方、アクチュエーターを内蔵するディレイラーはフロントがFD-7900比で57g、リヤもRD-7900比で59g重くなり、さらにバッテリーで68g追加となります。

ケーブルの取り回しはフレームなどの条件によって変わりますし、電動デュラのケーブル重量は解りませんので不問としますと、7970系3点+バッテリーのトータルは7900系3点より60.5g増にとどまるものです。これは7800系3点との比較で1.5g減となりますので、非常に立派な仕上がりになっていると思います。


シマノがコンフォート向けのコンポーネンツ、ネクサーブでオートマチックの電動シフトを発売していたのはもちろん知っていましたが、電動デュラに用いられた「Di2」という名称も既にネクサーブで使われていたことは今回初めて知りました。いずれにしても、シマノにとって電動シフトシステムの商品化はこれが初めてではありません。

また、以前からゲロルシュタイナーやスキルシマノといったプロチームでも盛んにテストされてきましたので、過酷なステージレースの実戦にも耐えてきたわけですね。今年のツールでも一部で(特にTTで)テストされていました。それゆえ、信頼性や耐久性、全般的な完成度は最初からかなりのハイレベルで出てくるのではないかと予想されます。

個人的にはこれまで断片的に伝えられてきた電動デュラが、こうもアッサリと市販される運びとなったことに驚かずにはいられません。スケジュールが順調にいけば、来春発売となるそうですから、今秋のサイクルモードに出品されるのは間違いないでしょう。来夏のボーナスで導入というパターンになる人も少なくないと思います。私もそのパターンにハマってしまうのか否か? サイクルモードでの印象で決まってしまいそうな予感です。

(おしまい)

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

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