酒と蘊蓄の日々

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ドライブレコーダー (その2)

タクシーやトラック、バス業界などで導入されている業務用のドライブレコーダーには、映像や音声はもちろん、速度や加速度、ブレーキやウインカーの操作状況も記録されるなど、それこそ航空機に搭載されているフライトレコーダー同様の考え方でつくられているものもあるそうです。

ここまでの機能が盛り込まれると価格もかなりのものになるでしょう。が、下手な言い訳など通用しなくなる装置を取付けることでドライバーを管理し、安全運転を促す効果は大きいといえるかも知れません。費用対効果で充分なメリットがあるからこそ、こうしたマーケットも成立するということなのでしょう。

私が購入した富士通テンのイクリプスDREC2000は一般向けのドライブレコーダーですから、単純に映像と音声、日時しか記録できません。いずれのデータも常にメモリに記録されますが、何も起こらなければ常に上書き消去されていきます。急ブレーキや衝突時などの加速度をGセンサが感知すると、それをトリガーとして自動的にその前後合計20秒の映像と音声データがSDカードに保存されます。つまり、事故の瞬間から12秒さかのぼった映像と音声を残すことができるわけです。

また、DREC2000は本体とカメラが別になっているセパレート式で、本体には記録スイッチを装備しています(オプションでその有線リモコンスイッチも用意されています)。これを押すことで任意にデータを保存することも可能です。衝撃が小さく、センサが反応しなかった場合などに用いますが、自分が絡んでいない目の前で起こった事故を記録するといった使い方もできるでしょう。

前モデルのDREC1000はメディアがコンパクトフラッシュで本体もかなり大きく、Gセンサの関係で水平から30度以上傾けて設置することが出来なかったそうです。それに対し、現行のDREC2000は取付け角度に制約がなく、SDカードをメディアとして本体もETC車載器と変わらないくらいコンパクトになりました。

本体にはマイクも内蔵されて音声記録も可能であるため、メーカーはそれを生かせる取付け位置を推奨しています。が、私としてはできるだけ余計なものを目の届くところに置きたくないということで、コンソールボックス内に設置しました。ETC車載器も同じ理由でコンソールボックス内に取付けさせましたので、下の写真のように並べてあります。

DREC2000とETC車載器の比較
右が今回導入したドライブレコーダーDREC2000、
左はトヨタ純正のETC車載器です。
DREC2000のほうがやや厚みがありますが、
縦横の寸法は大差ない感じです。


コンソールボックスの蓋を閉めたところで大した防音性があるわけでもなく、ややこもった感じの音にはなりますが、車内に流しているBGMの曲名が解る程度に音声も記録できます。なので、事故の瞬間に悪態をつけばそれもシッカリ保存されてしまうでしょうから、注意が必要ですね。

DREC2000のオプションは有線リモコンスイッチの他にシガー電源コードとビデオ出力ケーブルが用意されています。私は電源をACCのヒューズから取り出してギボシでつなぎましたのでシガー電源コードは不要でしたが、本体をコンソールボックス内に設置しましたのでオプションのリモコンスイッチをステアリングコラムの近くに取付けました。

他のドライブレコーダーもそうですが、映像の再生はパソコンを用いるのが一般的です。SDカードなどのメディアにデータが保存され、専用のアプリケーションを用いるというパターンですね。DREC2000の場合はオプションのビデオ出力ケーブルをカーナビなどのモニタに接続すれば、そこへ映像を表示することができるようになります。つまり、事故後その場で速やかに映像を確認することが可能になるというわけです。

これは相手方と主張が食い違っているときなどに大変な効果を発揮してくれるでしょう。私も警察を呼んで事故検分を行っているとき1度だけ相手方に嘘をつかれたことがありましたが、映像で確認できれば動かぬ証拠となります。

また、前回ご紹介した出会い頭の事故では相手方の女性がかなり動揺しており、事故の直後は「頭の中が真っ白になってしまった」そうです。そのため、最初は記憶の整理ができていない様子で、証言に一貫性がありませんでした。事故によって精神状態が平静を失ってしまったら、混乱してしまうのも無理はありません。このように悪意はなくとも誤った証言をされてしまうことは充分にあり得ますから、こうしたケースでも極めて有効なツールとなってくれるでしょう。

現場でモニタに映像を再生して当事者と警察と全員で確認できれば、無駄な言い争いを避けることができるでしょう。しかし、モニタにつなげなければパソコンで確認するしかありません。その場にパソコンがないとなれば、せっかく記録した映像が確認できず、後日改めてということになってしまったり、場合によってはドライブレコーダーを搭載した意味がない形で警察に結論づけられてしまう恐れもあります。

軽微な事故(殊に軽い物損事故)の場合、枠に当てはめて結論を急ごうとする警察官もいます。そういう人に限って思い込みが激しく、人の話にあまり聞く耳を持たないタイプだったりします。現場で映像の確認ができれば、こうした警察官に下手な処理をされないようにする効果もある程度は見込めるような気がします。DREC2000のビデオ出力ケーブルは2500円ほどのものですから、クルマにモニタが装備されているならケチることはないでしょう。

私は以前にもお話ししたとおり、同時にワンセグチューナーも取付け、そのついでの作業でしたから、モニタへの接続も全く手間がかかりませんでした。いえ、DREC2000のビデオ出力ケーブルをワンセグチューナーの外部入力につないだだけですから、作業というのもおこがましいところです。これで何かあった際、チューナーを外部入力に切り替えるだけですぐにドライブレコーダーの映像を確認できるわけです。

カメラ一体式には携帯電話と同じくらいの液晶画面を備え、ダッシュボード上に設置するタイプのものもあるようです。が、これはかなり好き嫌いが分かれるでしょう。繰り返しで恐縮ですが、私は余計なものを目の届くところに置きたくない性分ですので、液晶画面付より元々設置されているモニタを利用するほうがスマートで好ましいと思います。また、画面のサイズもずっと大きく見やすくなりますから、そうした点でも有利といえるでしょう。

(つづく)

テーマ:カー用品 - ジャンル:車・バイク

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