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ドライブレコーダー (その3)

一般向けのドライブレコーダーはまだまだ普及しておらず、マーケットの規模としても大したレベルにはないと思います。カーナビのオプションとしてバックカメラはもはや当たり前ですが、ドライブレコーダーを加えようという動きはまだなさそうです。

Gセンサを内蔵しているカーナビは少なくありませんし、パナソニックはSDカードスロットを装備したモデルを既に発売しています。音声認識で操作できるモデルも随分前からありますから、マイクを装備したシステムも珍しいものではありません。こうしたカーナビに映像や音声などの一時データを記録するメモリや全般的なマネジメントを行うチップを追加してやれば、あとはフロントカメラを取り付けられるようにビデオ入力系統を増やすだけでハードウェアは成立するでしょう。

また、車両のコンピュータから速度信号を取り出さなくても、GPSで走行速度を記録することは可能ですから、ポータブルカーナビでも高機能なドライブレコーダーとして応用することは可能でしょう。もちろん、事故現場の緯度経度なども記録できますし、映像確認もその場で容易に行えます。

こうしてみますと、カーナビにドライブレコーダーの機能を持たせるのは決して難しいことではなく、コストアップも極わずかで済むのではないかと想像されます。車載情報端末の中核を成すカーナビにこうした機能を盛り込まないのはむしろ勿体無いハナシだと思います。

メーカーがそのように動き出さないのは、要するにマーケットニーズが高まっていないということですね。実際、市販されている一般向けのドライブレコーダーの多くは中小のカーエレクトロニクス関連メーカーによるもので、大手は私が購入した富士通テン以外、殆ど見かけません。そんな状況ですから、現在の製品レベルはまだまだ高いとはいえません。

私が購入したDREC2000でまず不満に思うのは画質の悪さです。撮像素子のサイズを変えずに解像度を上げると感度が下がり、殊に夜間などの映像記録に問題が生じる恐れがありますが、いまどき1/4インチ27万画素のCCDというスペックは脆弱と言わざるを得ません。

フレームレートが30コマ/秒なのは良いのですが(前モデルのDREC1000は10コマ/秒でかなりカクカクした動きだったそうです)、この超広角レンズでこの解像度の低さですから、こちらがカマを掘るとか、以前ご紹介したように向こうからカマを掘られに来るとか、そうした状況でもないとナンバープレートの文字を読むのはかなり厳しい画質の悪さです。

私が2度ほど経験している車線変更してきたクルマに当て逃げされたといったケースでは、相手の車種や車体の色などを確認できてもナンバーの確認は極めて困難でしょう。ナンバーを照会して持ち主を特定するといったパターンはあまり望めない感じですね。具体的な証拠となる映像があれば警察も多少は動きやすくなるでしょうけど、ナンバーという決定的な情報が実質的に記録できないのは非常に残念です。もっとも、この画質の悪さは他社製品も似たり寄ったりのようですが。

車載モニタで再生させる場合は関係ありませんが、パソコンを用いる際は専用のビューアーソフトを用います。そのビューアーは付属のSDカードに保存されており(ネットから無償ダウンロードもできます)、これを起動させ(インストールしなくてもSDカードから立ち上げることができます)、これで再生させる格好になります。つまり、メディアプレイヤーなどの一般的なアプリケーションで映像の再生はできないということです。

DREC2000専用ビューアー

ビューアーソフトはご覧のようなインターフェイスで、音量と明るさをコントロールするスライダや1コマずつ送ったり戻したりできるボタンもありますが、全般的にはかなりシンプルです。右下のほうにあるフォルダを開くアイコンをクリックしてデータを開きますが、映像ファイルは独自形式で、音声(WAVE)ファイルと別々になっているため、そのフォルダを指定する格好になります。

前回、「事故の瞬間に悪態をつけばそれもシッカリ保存されてしまうでしょうから、注意が必要ですね。」と書きましたが、いま試してみたところ音声ファイルだけ削除してしまえばその心配は無用だということが解りました。音声に関してはプライバシーに関わる場合もあるでしょうから、ファイルを別々にしたのはその辺りを考慮したからかも知れません。車載モニタに接続して再生する場合もビデオ出力だけでオーディオ出力はありませんし。

この独自形式のファイルをMPEGやAVI、WMVといった一般的な動画ファイルに変換することはできません。デジタルデータなど小細工しようと思えばいくらでもできますから、サポートするつもりがないのかもしれません。もっとも、キャプチャを使えば何とでもなりますから、メーカーがどのように考えているのかは解りませんけど。

(つづく)

テーマ:カー用品 - ジャンル:車・バイク

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