酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドライブレコーダー (その4)

私の仕事はシーズンによって忙しさがかなり異なり、1~6月は比較的余裕があるのですが、7~12月、とりわけ7月後半くらいから9月前半、11月前後が特に忙しくなります。そんなわけで当blogの更新も滞りがちになりました。

クルマに乗る機会も7月前半くらいまでに比べると減っているのですが、乗った際には今般導入したドライブレコーダーをテストするため、様々な条件で記録ボタンを押して映像データを保存しています。例えば、昼間や夜間、夕方太陽に向かって逆光となる状態、トンネルの出入り、雨天でワイパーを動かしている状態などです。ま、結果は元々の画質の悪さを気にしなければ特に問題ない感じでしたね。

こうしたテスト映像の一部を動画ファイルとしてアップしようかとも思いましたが、前回も述べましたように独自形式の動画ファイルの再生は専用ビューアーを用いなければならず、一般的な動画ファイルに変換することもできません。かといって、適当なキャプチャソフトを探して誰でも見られるファイル形式にするのも面倒ですし、そもそも大して面白い映像でもありませんので、わざわざ手間をかけるのはやめました。

ということで、メーカーのサイト(リンク先の下の方にサンプル映像があります)や、参考にさせて頂いた『ドライブレコーダー比較サイト』さんの「DREC2000での記録映像」などをご参照頂きたいと思います。(私のテスト結果もこれらと大して変わらないものでしたし。)

DREC2000カメラ部

私の場合は本体をコンソールボックス内に設置したことで、普段目に触れるのはカメラのみです。そのカメラもブラケットを除けばSDカードにすっぽりと隠れてしまうくらいのコンパクトさですから、車外から見てそれと気付く人は殆どいないでしょう。これくらい控えめなら装着することに抵抗を感じる人も少ないと思います。

ドライブレコーダーは交通事故の実態調査や解析などに役立つ可能性も秘めていると思いますから、もっと普及を促していくべきではないかと思います。新しいアイテムの導入は弊害を伴うこともありますが、ドライブレコーダーに関しては弊害といっても特に問題となるようなことは思い当たりません。

普及を促す一番の方法は保険会社が保険料を割り引くなり、導入コストの一部を支援するなり、何らかのサポートをすることです。ドライブレコーダーのデータが必ずしも交渉に有利に働くとは限りませんが、当事者同士の証言が食い違っているとき事実関係の確認に絶大な効果を発揮するのは間違いありません。証言をすり合わせるために余計な時間と労力を奪われるくらいなら、こうしたアイテムの導入を促したほうが保険会社にとってもメリットにつながると思います。

ちなみに、ソニー損保はFAQでこんな回答をしています。

ドライブレコーダーは運送業等の一部の会社で導入されているようですが、社会的にはまだ十分に普及しておりません。そのため、保険の商品設計に必要なドライブレコーダーと事故の関係についてのデータが、十分にそろっていないというのが現状です。

したがいまして、ドライブレコーダーを搭載した車の割引については、ドライブレコーダーが一般的に普及するなどの条件が必要と考えております。当社といたしましても興味があるところですが、現時点では検討に至っておりません。

ソニー損保・商品企画部 (2006/08/21UP)


ドライブレコーダーの装着によって事故の発生率がどう変化するとか、そんな感じで考えているところが根本的に間違っているように思います。事業者が雇用しているドライバーを管理するために導入している場合、例えば運送事業者などは安全運転管理者の選任を義務づけられていますが、そうした責任者が事故の内容を検討してドライバーを指導したり処分したり、データを生かした何らかのアクションを行えば一定の効果が見込める可能性もあるでしょう。

しかしながら、個人レベルではドライブレコーダーのデータを受けてドライバーが指導されたり処分されたりすることは殆ど考えられません。ドライブレコーダーに記録された内容がドライバーにとって都合の悪いものだったら消去してしまうことも可能です。殆どの場合、反省するか否かはドライバー次第となりますし、それがドライブレコーダーの有無で大きく変化するとは考えにくいところです。ドライブレコーダーを取り付けただけで安全運転に対する意識が高まると考えるのは短絡的に過ぎます。

保険会社としては上述のように食い違った証言をすり合わせる際に有効だったり、公正な判断の助けになるといった観点からドライブレコーダーの価値を検討すべきです。特に前者についてはシステムの作り方次第で業務負担軽減からコストダウンにつながる可能性があるでしょう。それを保険料に反映させるような商品設計を行うべきだと私は考えます。そういう意味でソニー損保の見解は最初のボタンを掛け違えているように思います。

海外では既にドライブレコーダー装着車の保険料を割り引いている保険会社もあるそうです。日本の保険会社もドライブレコーダーのデータを公正かつ迅速な処理に活用するような考え方で保険料を割引くなどのプランを検討して頂きたいところです。

(おしまい)

テーマ:カー用品 - ジャンル:車・バイク

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ishizumi01.blog28.fc2.com/tb.php/224-cde12826
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

[新製品]ソニー、BDレコーダー6機種を発表、08年年末商戦でシェア40%獲得へ

 ソニー は9月3日、新開発の高画質回路を搭載したブルーレイディスク(BD)レコーダー6機種と、BDプレーヤー2機種を9月27日より順次発売すると発表した。ソニーでは「高画質」をうたい文句に年末商戦向けて投入する。価格はプレーヤー1機種を除き、すべてオープン。【写...

  • 2008/09/04(木) 20:15:05 |
  • ニュースヘッドライン

FC2Ad

まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。