酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

思ったほど難しくない

ルービックキューブのバリエーションモデルは、これまで難易度アップにキューブの数を増やす方向で進められるケースが目立ちました。4×4×4の「ルービックリベンジ」や5×5×5の「プロフェッサーキューブ」も持っていますが、ステップが増えるのは当然のこととして、その分だけ比較的単調な作業が増えますので、単調な作業が死ぬほど嫌いな私にはやはり好ましい感じではありません。

ルービックキューブファミリー
ルービックキューブとそのバリエーション
左手前がご存じルービックキューブ
右手前がルービックリベンジ、
奥がプロフェッサーキューブになります。


また、3×3×3の元祖ルービックキューブに比べるとどんどん複雑になって機械的な構造も苦しい感じですし、それだけに動きが非常に悪く、快適に遊べないのも気になるところでした。体積もどんどん大きくなってプロフェッサーキューブに至っては一辺が70mmもあり、50mm強のルービックキューブとは体積比で2.6倍近いボリュームへ至ってしまいました。これだけ大きいとちょっと邪魔くさい感じも否めません。

また、プロフェッサーキューブは構造的にかなりシビアなようですが、製造技術がそのシビアな構造には見合っていない感じです。一昔前の日本のメーカーならこんなに甘い品質でマーケットに出すなどあり得なかったのではないかと思えるほど、ガタガタにキューブが並んでいます。その様子から私は小学校の旧校舎にあったトイレのタイルを連想してしまい、手に取ると萎えてしまいます(あくまでも個人的な感想です)。

プロフェッサーキューブ(拡大)
使い込んで緩んだり変形したりしてこうなった訳ではなく、
初めからこんなに波打ったようなガタガタな状態でした。
苦しい設計に貧弱な製造技術が組み合わさった
低レベルな工業製品の見本のような感じです。


で、先日このルービックキューブのニューバリエーションとして「ルービックミラーブロックス」が発売されました。これは徒にキューブの数を増やすのではなく、元祖と同じ3×3×3ですが、各々のブロックを立方体ではない形状に切り分けるという、非常に画期的なアイデアでつくられています。

ミラーブロックス1
RUBIK'S MIRROR BLOCKS
この6面が揃った状態の外寸は
3×3×3のルービックキューブと
全く同じです。


センターブロック(各面の真ん中に来るブロック)の外を向いている面はいずれも正方形ですが、それ以外は各々の辺の長さが異なり、全てのブロックが異なる形状をしています。従来は各面の色でキューブの位置と向きが簡単に解りましたが、このミラーブロックスは、全て同じミラー状のシールが貼られていますから、そういうわけにはいきません。形状を幾何学的に理解し、ブロックの位置や向きを判別しなければなりません。その分だけ難易度が高くなっているというわけですね。

でも、実際にやってみますと、最初の何回かは混乱しましたがブロックの合わせ方それ自体は従来の3×3×3のキューブの合わせ方と全く同じですから、比較的短時間で要領がつかめます。一度要領を得てしまえば、従来の3×3×3と大差なくこなせるようになります。

ミラーブロックス2

崩すとこのように現代彫刻のような造形になって、見た目にもオシャレな感じです。難を言えば動かす度にカタチが変わりますので、従来の単純な立方体に比べると持ちにくく、動かしにくくなります。ま、そうはいっても動きそのものはケミカルでチューンしてやればそこそこ良くなりますから、どうあがいても引っかかったりギクシャクしたりするリベンジやプロフェッサーよりはずっとマシです。

個人的には従来のキューブももっと落ち着いた渋めの色遣いのものも出せば良いのにと常々思っていましたから、このミラー状のシールが貼られた佇まいはなかなかクールで、非常に気に入っています。それこそ、ポリッシュしたステンレスプレートをインレイワークではめ込んでしまうとか、いっそのこと全てのブロックをアルミ削り出しで作ってしまうとか、高級モデルを展開しても良さそうな雰囲気さえ感じます。ま、実際に製作するとなればもの凄く高く付くでしょうし、どれだけ市場性があるか解りませんけど。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ishizumi01.blog28.fc2.com/tb.php/248-76b4c5ea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。