小中学生ら3人死亡 車が衝突泥酔運転か 酒提供で立件視野 江戸川
二十三日午前一時ごろ、東京都江戸川区篠崎町四の路上で乗用車が道路脇の街路樹に衝突、大破した。車には二家族計七人が乗っており運転していたとみられる三十代の男性と中学生の女子、小学校低学年の男児の計三人が死亡した。
(中略)
警視庁小松川署によると、死亡した男性は江戸川区下篠崎町、会社員西沢清司さん(35)とみられる。西沢さんは自宅で酒を飲んだ後、家族らとファミリーレストランでも飲酒し、帰宅するため泥酔状態で運転していた可能性があるという。同署などは、ファミリーレストランについて、道路交通法違反(酒類の提供)容疑での立件も視野に、店の従業員らから事情を聴いている。
(中略)
車は五人乗りのセダンタイプで、右側面がえぐり取られるように大破。現場にブレーキ痕はなく車の破損状況から同署は相当なスピードが出ていた可能性があるとみて、事故原因を調べている。
(後略)
飲酒している上に乗車定員超過、速度も相当超過していたようですし、かなり無謀な運転だったのは間違いなさそうですね。ま、こういう救いようのない事故はたまにニュースになりますが、こういう救いようのない人間をこの世から根絶することは難しいでしょう。
で、こうした報道でいつも気になるのが以下のくだりです。
現場にブレーキ痕はなく車の破損状況から同署は相当なスピードが出ていた可能性があるとみて、事故原因を調べている。
あの大破した車体を見れば凄いスピードで衝突したのは間違いなさそうですが、きょうび軽自動車でもABS付なんて珍しくありません。ABS付であればどんなに強くブレーキペダルを踏んでも路面にブレーキ痕が残るということはまずありません。
この事故を起こした車両にABSがあったか否かは伝えられていませんが、そうした確認がなされないまま現場にブレーキ痕がなかったことだけを伝えても殆ど無意味でしょう。
時にはブレーキ痕がなかったことを理由にブレーキをかけていなかったと断定的に書かれた記事もありますが、こういう初歩的な知識もない記者には交通事故の記事を書かせるべきではないと思うんですけどねぇ。
大衆メディアにそういう見識を望むのって酷なんでしょうか?
