酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

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彼女なら441倍

中央競馬・地方競馬・競輪・競艇・オートレースの公営5競技に加え、パチンコと宝くじの売り上げを合計すると年間36兆円にも上るそうです。その約8割を占めるパチンコは公的にギャンブルではないことになっていますが、実質的にはギャンブルそのものですから、日本は世界一のギャンブル大国なるようです。

しかし、当の日本人はギャンブルというとラスベガスのカジノや何でも賭の対象にしてしまうイギリスのブックメーカーなどを思い浮かべたりして、世界一のギャンブル好きはアングロ・サクソン人と思っているのかも知れません。

何でも賭の対象にしてしまうブックメーカーといえば、アメリカの大統領選挙もやはり賭の対象になっていまして、ベットフェア・ドットコムのオッズを見ますと民主党のオバマ候補は1倍強、共和党のマケイン候補は8倍強(本稿執筆時)と、圧倒的にオバマ候補有利となっています。

次期米大統領選のオッズ

アメリカでは情報レベルが低く日和見主義の無党派層は全体の60%を占めるといいます(日本も大差ないでしょう)。そのうちどれだけの人が肌の色を克服できるかが一つのポイントになると思います。

AP通信が今月伝えた調査結果では人種を理由にオバマ候補が失う票は6%と推定されていたそうです。現在の支持率はオバマ候補が60%弱、マケイン候補は40%程度で20ポイント近い差を付けていますから、この推定が正しかったとしてもオバマ候補が逃げ切れる計算になります。

この大統領選が始まったとき、『Newsweek』誌は「アメリカは黒人大統領を受け入れる準備はできているか?」と問いかけていましたが、もうすぐその答えが出ます。

え? 441倍という数字は何かって? ベットフェア・ドットコムではどういう訳かヒラリー・クリントン上院議員にもオッズが付いていて、彼女が次期米大統領に選ばれれば441倍なんだそうです。


※日本では賭博罪が適用されますので、こうした賭には参加できません。

コメント

オバマ候補の大統領選挙は非常に興味があります。
ただ、政治的意味は皆無ですが(笑)
「twenty-four」の影響もあるだろうし、変革を求められている今、
メディアや大衆を味方に付けているのはいうまでもない。
黒人初、混血、若い、名前がフセイン。
受け入れられてもタダではすまない?!
それでもオバマ氏がいいと思います。
それに比べて日本はなんと平和なことかw

  • 2008/11/01(土) 10:06:40 |
  • URL |
  • kay@ocha'sweb #-
  • [ 編集]

kayさん>

「フセイン」というミドルネームは本人もかなり気にしているようですね。マケイン氏も同席していた慈善パーティで、彼は自分の名前をこんなジョークにしていました。

「私のミドルネームは、私がいつか大統領に立候補するだろうとは夢にも思わなかった人間がつけたものだ。」


私の個人的な印象としましては、どちらの候補が大統領になってもアメリカとその同盟国(もちろん日本も含みます)にとって、あまり好転しない4年間になるだろうと思います。

外交や安全保障に関していえば、マケイン氏はブッシュ政権の延長となるでしょうし、オバマ氏は経験が皆無に等しく、全く楽観視できません。彼はフランスのサルコジ大統領に「Empty Suit(空の背広)」と酷評され、右腕となるはずのバイデン副大統領候補にも

「半年以内に世界はバラク・オバマを試すだろう。ジョン・ケネディのときのように。」

と、政権発足後間もなく外交上の危機が訪れるかも知れないとの懸念を示されました。(この失言はマケイン陣営のキャンペーンCMに使われているそうです。)

経済政策に関していえば、マケイン氏は殆ど無策で、余程有能なブレインを擁することがなければ世界経済の苦境は続くでしょう。

一方のオバマ氏は国民の約95%に対して減税を行い(しかし、その対象の40%くらいを占める低所得者の多くは所得税を滞納しているそうですが)、株式配当・譲渡益の税率引き上げ、法人や高所得者に対しては大幅な増税を行って、それを皆保険制度など厚い社会保障に充てたり、さらには低所得者に対して支援金を支給するとしていることから、低所得者層の絶大な支持を得ています。

が、増税対象となる高所得者の定義が当初の年収25万ドル以上から2週間後には20万ドルへ引き下げられたかと思うと、バイデン副大統領候補は15万ドルと言いはじめ、元大統領候補のリチャードソン氏は12万ドルといった具合に、党内の見解が全然一致していません。当初のオバマ氏とリチャードソン氏の見解では倍以上も違いますから、大丈夫かいな?と心配になります。

また、リベラル系であるという点においてオバマ氏と同じシュワルツェネッガー知事にはこのように批判されています。

「私は社会主義を逃れるためにアメリカへ来た。何故、オバマ氏の社会主義を選べるのか?」

私が気になるのはこうした批判に対して当のオバマ氏は「増税に反対する人たちはSelfish(利己的)」と述べるなど、人格を攻撃するようなやり方で応戦しているところです。合理的な反論なら全く文句はありませんが、自分の政策を批判されてこのような発言をするのは、人間の小ささ、未熟さを示すように思います。

そもそも、オバマ氏のような反資本主義的な政策は「頑張った人から搾取し、頑張らなかった人に分け与えている」と国民に思われないよう、細心の注意を要します。「頑張らなくても保障される」と思われた瞬間に経済は堕落していくものです。

共産主義諸国の崩壊もそうですが、戦後からサッチャー政権発足以前のイギリスや、かつてのフランスも社会主義的な政策で経済を悪化させました。社会主義を否定するつもりはありませんが、殆どの場合はその理想がしばらくすると形骸化してしまいます(古今東西を問わず、官僚は形骸化の達人ですから)。フランスなどは皮肉にもミッテラン(社会党)政権がルノー公団の民営化を筆頭に企業の国有を解きはじめて息を吹き返しましたし。

ま、左派のオバマ候補が政権を担ったとして、アメリカ経済が実際にどのような方向へ進んでいくのかよく解りません。選挙公約が守られないのは日本だけのハナシでもありませんし。ただ、国家が富の再分配を行うようなシステムを進めながら経済の発展を持続させるのは、舵取りをする人間が余程の人格者で理想に忠実でない限り上手くいかないと個人的には思います。

  • 2008/11/02(日) 00:18:39 |
  • URL |
  • 石墨 #PxDbU/1w
  • [ 編集]

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