酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プロドライブならジェンソンのシートは琢磨のもの?

ご存じのように今期限りでホンダの第3期F1活動終了が決まり、チームの売却が進められることになりました。この件について、トロロッソの共同オーナーの座から退いたばかりのゲルハルト・ベルガー氏はF1チームの運営によほど懲りたのか、こんなコメントを出しています。

「今の時代、スポンサー探しがどれだけ困難か、よくわかっている。なのにチームを丸ごと買えだって? 勘弁してくれよ。」

一方、1991年からジョーダン・グランプリを率いて4勝を挙げ、2005年を以てミッドランドグループへチームを売却したエディー・ジョーダン氏はこんなコメントを出しています。

「ホンダはすぐに買い手がつくと信じている。非常に素晴らしい最高のチームだ。充実した基盤がありながら、それを安値で払い下げるのであれば、大きなアドバンテージになると思う。」

ホンダはチームの存続を最優先に考えており、売却額については全く拘っていないということを公式に述べています。そのせいか、20件を超えるオファーが舞い込んでいるといいますから、ジョーダン氏の言う通り売却そのものは苦労なく進めることができるでしょう。むしろ、高額を提示されてもすぐにポシャる恐れがあるような相手ではなく、堅実なチーム運営プランを提示した相手を選ぶかも知れません。

で、その売り先ですが、地元イギリスで「最有力」と報じられているのはプロドライブです。当blogでもエイプリルフールにバカバカしい作り話を書きましたが、2年前にF1参戦権を獲得したものの頓挫してしまった彼らは、実力的にも充分にその資格があるように思います。

そもそも、代表のデイビッド・リチャーズ氏はホンダワークスとなる前のB.A.R時代にこのチームを指揮した人物でもあります。また、彼はクウェートの投資会社インベストメント・ダール社、エイディーム・インベストメント社、アメリカの投資家ジョン・シンダース氏らを中心とした投資グループと共にアストンマーティンを共同経営しており、潤沢な資本を持つ中東の投資会社とも太いパイプを持っています。

デイビッド・リチャーズ
David Richards

現在、リチャーズ氏の元には複数の企業などからホンダのF1チームを買収したら運営を任せたいというオファーが入っているとされています。あくまでも噂ですが、UAEのコンソーシアム社、ドバイ・インベストメント・キャピタル社などです。これに加えてイギリスF3選手権で佐藤琢磨選手をチャンピオンにしたカーリン・モータースポーツを主宰するトレバー・カーリン氏からも提携の申し入れがあったらしいという噂もあります。

ま、リチャーズ氏自身は「前向きに考えている」としながらも、ホンダ・レーシングの充実した設備が逆に「F1がコスト削減をしている時代にしては必要以上の諸経費がかかる」として早急な判断は下さない旨を公言していますので、本人の意思もまだ固まっていないようですけどね。

リチャーズ氏を核としたチーム運営体制でホンダのF1チームが買収されることになるのか、その行方は当事者たちもまだ解らないでしょう。が、こうしたシナリオが最も現実的なのは誰もが認めるところだと思います。イギリスのメディアが「最有力」と報じているのもそれゆえでしょう。

逆に、こうしたシナリオを望んでいないのは、ホンダがB.A.Rを買収した時期にリチャーズ氏と衝突したジェンソン・バトン選手くらいかも知れません。もし、カーリン氏が関与するようなら、佐藤琢磨選手の起用というハナシが出てくる可能性もあり得る気がします(その前にトロロッソと契約を結ぶことがあれば別ですが)。

私は中学生くらいからファンをやってきましたから、ホンダの3度目の撤退は残念でなりません。が、既に決まってしまったことを長々と引きずっても仕方ありませんので、このストーブリーグを楽しむことにしました。

コメント

コンニチワ。
ホンダF1チームを買収するかもしれない人がリチャーズとトレバー・カーリンなら少し期待がもてますね!
琢磨共以前関わりがあったし
琢磨を起用してくれる線もあるかもしれませんね

  • 2008/12/11(木) 10:52:27 |
  • URL |
  • トロ #-
  • [ 編集]

トロさん>

初めまして。

イギリスF3選手権のチャンピオンとなり、マルボロ・マスターズもマカオGPも制した2001年を以て佐藤琢磨選手はカーリン・モータースポーツから巣立ちましたが、このときトレバー・カーリン氏はこう語っていました。

「私は今後10年のうちにF1チームでマネージャーか何か他のポジションで働こうと思っています。(中略) 琢磨が将来彼自身のチームを設立したくなったら、私がそこに行って彼と一緒にレースをするということもあり得ます。」

このようにカーリン氏の琢磨選手に対する信頼は非常に厚いものですから、今回の件でカーリン氏がチーム運営に発言力を持つことになれば、可能性は充分にあると思います。

一方、ジェンソン・バトン選手はホンダのF1撤退が決まる前に2009年以降の契約更新を済ませていたそうです。が、ホンダの大島裕志氏(モータースポーツ担当執行役員)によれば、契約解消の手続きをとっているとのことです。新たな運営組織に引き継がれたチームへドライバーもそのまま引き継がれることはなさそうです。

もちろん、バトン選手は非常に優秀なドライバーですし、B.A.R時代から長くチームに在籍して内情をよく知る人物でもありますから、新たな組織がそんな彼を起用したいということも十二分に考えられます。が、マネージャーがリチャーズ氏となれば、確執のあった彼のもとで走る気になるかどうかは微妙な気もします。

ということで、私もカーリン氏の参入を期待していますし、琢磨選手にとって居心地の良い環境で復帰が叶って欲しいと願っています。

  • 2008/12/12(金) 22:36:30 |
  • URL |
  • 石墨 #PxDbU/1w
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ishizumi01.blog28.fc2.com/tb.php/301-e36681e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。