アメリカでも各地で近年にない寒さが記録されているようですが、ウィスコンシン州のグリーンベイでは116cmの積雪を記録し、およそ120年ぶりの大豪雪になるそうです。
ヨーロッパでは1月6~7日にかけて大寒波に見舞われ、特に今冬は厳しい寒さが続いていたポーランドでは-25℃を記録、内務省の発表によれば少なくとも10人が凍死(昨秋からの累計では76人が凍死)しているそうす。
フランスでは季候の良いリゾート地として知られるコートダジュールでも希な降雪のため鉄道が運休、マルセイユではすべてのバスが運休となり、高速道路も閉鎖されたそうです。スペインでも空港が閉鎖され、オランダでは氷によって運河の航行が不可能になり、13年ぶりに砕氷船が出動するなど、各地の交通機関が雪氷によって大きな影響を受けているようです。
また、ベルギーの新聞にはこんな風刺漫画が載ったそうです。

ま、こうした局地的/短期的な現象を幾つ並べても、人為的温暖化論者たちには地球的/長期的な傾向を表わすものではないといった感じで「馬の耳に念仏」なのでしょう。それならば、ちょっと最高気温を更新したとか、ある生物の生息が確認されていた北限がいくらか北上したとか、些細なことで地球温暖化による現象だと大騒ぎするメディアの暴走も制するべきです。