酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

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コードレスはやっぱり便利

かつて、電動ドリルはオモチャのような安物を除いて殆どが業務用で、ホームセンターに並んでいるそれもプロユースのものばかりでしたから、私のようなアマチュアは指をくわえて見ているしかありませんでした。それがニッカドバッテリーを搭載したコードレスになると輪をかけて高価になりましたが、ここ十何年かの間にこうした電動工具は劇的に安くなり、いまや有名メーカーのそれも充分にリーズナブルといえる価格帯になりました。

ウチのカーポート脇にある物置にはエアーコンプレッサーを備えており、以前はタイヤのローテーションなどでエアーインパクトレンチを使っていました。が、バッテリー駆動の電動インパクトレンチ(WRCなどのラリーカーに車載されているような高価なものではなく、リョービの比較的安いモデルですので、能力的にはさほど高くありませんが)を入手して以来、コンプレッサーを回す機会がめっきり減りました。

そんなこともあって、タイヤの空気圧を調整するためのエアキャリーに充填する以外に使う機会が殆どなくなり、コンプレッサー本体のタンク容量やモーターの能力が大きくても電力とスペースの無駄だと判断しました。そこで、そのエアーコンプレッサーは自転車イジリをする廊下の脇に移し、クルマ用にはもっと小さなオイルレスコンプレッサーに入れ替えました。

yamada_ATC-99L.jpg
ヤマダ エアキャリー ATC-99L
定価は117,600円(税込)と非常に高価ですが、
某有名ネットオークションで新品未使用が
半額近い安値で出品されていました。
開始時の価格では絶対に落ちないだろうと思い、
落札する気などなく、軽い気持ちで入札したところ、
他に入札者が現れませんでした。
これは出品者がカテゴリーを誤ったと見るべきでしょう。
「自動車、オートバイ > 工具 > タイヤゲージ」なら
もっと高値になって私が落札することもなかったでしょうが、
「住まい、インテリア > 工具、DIY用品 > エアーツール」
のカテゴリーで出品されていました。


このエアキャリーを入手する前も安物の小型サブタンクを使っていました。それ以前はエアーコンプレッサー本体からホースを延ばしていたのですが、長いホースを取り回すのも巻き取って片付けるのも邪魔くさかったゆえ、長いホースを用いなくても済むようにこうしたアイテムを使うようになった次第です。

こうしてコードやホース等の呪縛から解き放たれていくと、昔からコードがあって当たり前というアイテムでもコードレスにならないかと思うようになっていくわけですね。ですから、そうしたアイテムを見つけると半ば衝動的に買ってしまうことがあります。そうして購入してしまった2つのコードレスアイテムがこの連休に活躍してくれました。

この連休は会社のクルマを持ち帰って洗車したり車内に掃除機をかけたり、色々手入れしたのですが、メインの作業はバックカメラの取り付けでした。以前はバックカメラなど必要ないと思っていましたが、昨年買ったプリウスにそれが付いていて、バックで駐車するときなどに非常に便利だということを知り、それに慣れて11ヶ月が過ぎました。

今年の3月に入れ替えになった社用車は経費節減ということでパッソになってしまったのですが、以前からウチの会社のクルマにはバックカメラなど付いていませんでしたから、この代替えで付けてくれとリクエストできるような状況ではありませんでした。

ただ、ディーラーオプションのナビ(最廉価モデルですが、DVD-ROMなので情報量としては不自由ありませんし、当然リバースレンジでバックカメラに切り替わる機能もあります)が付いていますので、社外品の安いカメラとハーネスを買って来てDIYで取り付ければ7000~8000円くらいの出費でバックカメラ付きになります(純正なら部品代だけでもその2~3倍はします)。ということで、そのDIYをこの連休を利用してやることにしたわけです。

正味の作業時間は2時間程度だったと思いますが、電源ケーブルの長さが足りなくて途中で買いに行ったり、ビデオケーブルのピンプラグがナビに繋がるハーネス側もカメラに付属していたそれも両方ともオスだったので、メス-メスの中継プラグが必要になり、それもまた買いに行ったり、そうこうしているうちに日没でサスペンドになってしまったり、段取りが悪くて正味の作業時間の何倍も余計な時間を食ってしまいました。

ま、それはどうでも良いハナシですが、このとき用いたコードレステスターとコードレスハンダごてはどちらも比較的安価なものですが、非常に使い勝手が良く、重宝しました。

電源をシガーライターソケットなどから取るのは私の趣味ではありませんので、ACCのヒューズから取っているのですが、既に別のアイテムのためにその方法で取り出していましたので、コードの途中から電源取り出しコネクターを使って分岐させました。

こうしたとき、ちゃんと通電するかテスターで確認するのがセオリーで、以前はワニグチクリップが付いた検電テスターを使っていました。が、素手でアースが取れるコードレステスターは非常に使い勝手が良く、作業もスムーズに進められました。

コードレステスター
ストレート・コードレスコードテスター
ボディはステンレスになっており、ここを素手で握って
もう一方の手で金属部分に触れるだけで通電が確認できます。
単5電池2本を必要としますが、コードが届く範囲内に
クリップを噛ませられる場所を探さなくて済むのは便利です。


こうして取った電源をカメラに繋ぐわけですが、カメラから出ている電源ケーブルは非常に細く、ギボシを直接噛ませられなかったため、適当な太さのケーブルを介してギボシを付ける必要がありました。もちろん、導線同士を寄り合わせただけではいつ接触不良を起こすか解りませんから、当然ハンダ付けということになりますが、これもコードレスで簡単にクリアしました。

bp645.jpg
ウェラー・電池式コードレスハンダごて BP645
昔からガス式などもありましたが、これは単3電池3本で駆動します。
電池式ということで能力的には全く期待していませんでしたが、
わずか15秒ほどで使用可能な温度に達しますし、
電池の種類にもよるでしょうが48分連続使用可能が謳われています。


ハンダごてといったら「good」ブランドの太陽電機産業ハッコーホーザンなどしか知りませんでした。この「ウェラー」というドイツブランド自体知らず(会社そのものはアメリカのクーパーハンドツールズに買収されているようですが)、業務用など本格的なモデルも手がけているメーカーだということはこれを買った後で知りました。ですから、買うときはあまり期待していなかっただけに、この「ちゃんと使える」性能と機動力の高さ、しかもこの価格ですから、感動的といっても過言ではありません。

ガス式のハンダごてはライター用のブタンガスで対応できるものも少なくありませんが、どうあがいても単3電池ほどの簡便さはないでしょう。特に私はたばこを吸いませんから、ハンダごてのためだけにブタンガスボンベをストックしておくのも面倒です。が、単3電池ならいくらでも用途がありますし、どこのコンビニに行っても(売り切れでない限り)置いていないこともありません。

ということで、今回は作業前に確認を済ませておくべき部分で段取りが悪かったこともあって、貴重な休日の時間を少々無駄にしてしまいました。が、こうした便利なツールにいくらか助けられたところがあります。この種の便利ツールはハズレが多いアイデアツール(というより、アイデア倒れツール?)と紙一重ですが、今回ご紹介した2点はいずれも「大当たり」だったようです。

コメント

自宅ガレージで欲しい設備

最近はいろいろな電気式工具が安く売られていて有り難いことですが、コイン洗車場にあるような洗車機はまだまだ高価で普及してないですヨネ。武蔵野市民の私はコイン洗車場はかつて近所に何ヶ所かあったのですが遠方に行かないといけなくなってしまいました。
あの強烈な水流でやる洗車は気持ちいいものですがあの機械、将来、各家庭に普及していくことはありませんかね?

  • 2009/05/07(木) 20:44:21 |
  • URL |
  • 林 宏 武蔵野市 #GHYvW2h6
  • [ 編集]

林 宏 さん>

業務用と家庭用で能力的な差を決定づける要素に電源の問題がありますね。私の家には上述のように2台のエアーコンプレッサーがありますが、いずれも家庭用の100V電源で動くもので、ダスターのようにエアーの消費量が多いツールを使うとあっという間にタンクのエアーを使い切ってしまって、コンプレッサーがフル稼働しても充分なエアー圧が確保できなかったりします。

私の会社のサービス工場には業務用のエアーコンプレッサーがあり、タンク容量も桁違いに大きいのですが、コンプレッサーそのものの能力も比べものにならず、複数のメカニックが同時にエアーツールを使いまくっても充分なエアー圧が確保できるんですね。それは3相200V電源でモーターの出力が全く違うからです。

高圧洗浄機も最近はケルヒャーなど家庭用の安いモデルが普及してきましたが、やはり水の吐出量が業務用とは全く違います。水圧そのものは口径を絞れば高くできますから、家庭用も洗車向けの業務用高圧洗浄機も大差ないのですが、よりたくさんの水量で高圧を得るとなればモーターの出力を高いものにし、ポンプの能力を上げなければなりません。

そうなると、やはり電源がネックになってしまうんですね。業務用の高圧洗浄機はやはり3相200V電源を必要とするものが普通で、吐出量は毎時1000Lを越えるものもざらです。でも、家庭用100V電源で動くものは能力が低く、ケルヒャーの家庭用の場合、最廉価モデルで毎時280L、実売価格5~6万円クラスの最上級モデルでも毎時400Lと、業務用には及びません。

エアコンやIHヒーターなどもそうですが、よりハイパワーなものを求めたくても、100V電源では限度が低く抑えられてしまいます。ですから、日本もヨーロッパように家庭用電源の標準を200V以上に上げるべきだとする意見は昔からありました。ただ、個人的にはこの足かせの中で能力を上げようとする努力から高効率化に繋がり、省電力の原動力となってきた要素でもあったような気がします。なので、何とも言い難いところですね。

今では家庭用高圧洗浄機も廉価モデルなら1万円台で買えるようになりました。が、コイン洗車場にあるような吐出量の多い業務用と同レベルのものはこうした電源の問題から一般家庭に普及することはないと思います。

  • 2009/05/08(金) 01:02:32 |
  • URL |
  • 石墨 #PxDbU/1w
  • [ 編集]

中島銅工のコテライザー(ブタンガスを使うハンダごて)は結構便利と思って使っていましたが、単三電池式なんてものがあるんですねぇ。

日常的には、セラミックヒーター式の有線のものをつかっていますが、使い始めたときは、ニクロム線式のものと比べて、作業開始までの時間の短さに感動したものです。

最近はPbフリーハンダを使う必要があり、扱いにくさに辟易しておりますが、使いにくい材料を使うようになるとますます道具のよさのありがたみが分かります。
チップ部品のPbフリーの手ハンダ付けなど、気が遠くなってしまいます。

ところで、電池式半田ごての温度安定性はどうなんですかね?

  • 2010/12/24(金) 17:59:10 |
  • URL |
  • ねこすず #2SzM1OY2
  • [ 編集]

ねこすずさん>

>電池式半田ごての温度安定性はどうなんですかね?

かなり悪いと思います。やはり乾電池ごときでは得られる絶対的な熱量が小さいですから。それを上手く使いこなすためだと思いますが、件のハンダごてはコテ先が非常に細くなっていて、3.5mm程しかありません。温度慣性も相応に小さいでしょう。本文では触れませんでしたが、専用の細いハンダが付属していて、それならば難なく扱えますが、一般的な太さものでは少し扱いづらいかも知れません。

恐らく、メーカーもコレを汎用のハンダごてとして売っているつもりはないでしょうし、私も電源のないところで手軽に使えるという点を重視して(あまり期待もせずに)買いました。今回のような作業条件で比較的細い導線同士をハンダ付けするのには何ら不足を感じず、普通に使えて大満足でしたが、これ以上の性能が必要な条件では苦しいと感じるかも知れません。

  • 2011/01/17(月) 00:38:56 |
  • URL |
  • 石墨 #PxDbU/1w
  • [ 編集]

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