酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

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pomeraは良くも悪くも電子メモ帳である (その2)

「文章を書くだけ」という非常に潔く割り切ったコンセプトを愚直に製品化したキングジムのpomeraですが、不充分と思われるポイントも少なからずあります。その中でも個人的に強く改善を希望するのは以下の4点でしょうか。

(1) ATOKと称するにはあまりにも脆弱な変換能力で、登録されている単語の数が明らかに少なく、文節の認識能力も低く、使用感としてはATOK for Pocket PCのレベルにも劣っている。また、ユーザー辞書も公称100件までしか登録できないため、鍛えるにも限度がある。

(2) タイトルが36バイト(2バイト文字で18文字)が上限となっており、PCで作成したファイルがそれを超過していた場合、

ファイルをコピーできません。
不正文字使用・最大文字数超えです。


と表示されて開けない。

(3) ストレージはmicroSDに対応しているものの、そのルートディレクトリに設けられた「POMERA」というフォルダ内しか読み書きができず、その中にサブフォルダを設けても認識できない。

(4) ファイルのソートもできない。

基本的にこの製品は文章を書くことに特化したものですから、IMEが脆弱であるのは厳しいものがあります。ただ、機能を高めてしまうとハード側の能力が求められることになりますから、価格やバッテリーの駆動時間など全般的なバランスが崩れてしまう恐れもあるでしょう。

ユーザー辞書は文字数が少なければ100件以上登録できるようですが、例えば「件(くだん)」のような日常的な言葉も登録されていませんから、こうして気付いた言葉を次々に登録していったらあっという間にユーザー辞書に割り当てられたメモリを使い果たしてしまうかも知れません。

本体メモリは2バイト文字で約48,000文字しかなく、1つのファイルは8,000文字までしか対応しないとのことで、要するに96kBしかないということになります。ま、microSDカードは2GBまで対応しているそうですから、ネックになるのは1ファイル8,000文字のほうになると思います。が、当blogでは1つのエントリで長くともその半分に満たないですから、私の用途としては特に問題ありません。

5ヶ月以上使ってきたいまでも慣れず、邪魔くさいと思うのは(2)のようにタイトルの文字数が少なく制限されているところです。当blogを普段からご覧頂いている方はお察しの通りかと思いますが、私にはタイトルを考えるセンスがありません。これまで満足のいくタイトルを付けられたことは数えるほどしかなく、いい加減なタイトルでもすぐに思いつかないことがしばしばです。そういうときは最初の一文を仮タイトルとして保存しておくことも多いのですが、Windows95以降は2バイト文字で127もありますから、全く不足ありませんでした。

pomeraの18文字はMS-DOSやWindows3.1の4文字(1バイト文字なら8文字)程ではないにしても、あの暗黒時代の悪夢が蘇ってくる感じで(私はMacユーザーではありませんのでその悪夢はWindows95以降決別していたわけですが)、かなり鬱陶しく思います。ま、pomera側でもリネームできますし、18文字以下にすれば開けるようにもなりますが、この足かせは個人的にツライものがあります。

また、(3)のようにフォルダが作れないのでジャンル毎に整理しておくということもできなければ、(4)のように名前順や更新順などでソートすることもできないため、沢山のファイルを保存しても探し出すのに難渋することになります。microSDが2GB対応でも、それを満たすほどファイル数をため込むのは非現実的というべきでしょう。当blogの原稿執筆に当たっては過去記事を参照したり引用したいというケースもありますから、最低でもサブフォルダには対応して欲しいところです。

(つづく)

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