酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

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とりあえず解約 (後編)

約5年半連れ添った愛車を売却したのは以前にもお話ししたとおりですが、その代金の振込先をどうするかは考えるまでもありませんでした。シティバンク以外の普通預金口座では次のクルマの代金を販社へ振込むと、残高がほぼゼロになってしまうか、そもそも足りないかといった感じですから。なので、買い取り業者へはシティバンクへ振込むよう指定しました。

その振込みは先週完了している約束でしたので、この週末に最寄りのみずほ銀行のATMで確認しようと思いました。が、キャッシュカードが使えないというエラーメッセージが出ました。隣の端末で試しても同じでしたので、もしかしたら銀行間の通信に障害が生じているとか、何かのトラブルがあるのかも知れないと、想像しました。

このATMを利用するだけなら徒歩で出かけているところですが、このときは夕飯の買い出しに出たついでで、自転車に乗っていました。なので、そのまま五反田まで4km程の道のりを走り、直接シティバンクのATMで確認することにしました。が、やはり結果は同じでした。想像を巡らせても事態は一向に理解できません。

ということで、すぐ傍らにあった受話器を取り、コールセンターを呼び出して、どうなっているのか問い合わせてみることにしました。すると、シティバンクのキャッシュカードはセキュリティを考慮して一定期間使用しないと自動的に使用停止になるとのことでした。

はっきり言って余計なお世話だと思いましたが、そこは海外の銀行ですから、考え方の違いは仕方ないかも知れないと思い直しました。

日本では預金通帳でもATMを利用できますから、カードは持っていてもあまり使わないという人もいるかも知れません。実際、私の両親も後で記帳するのが面倒だからという理由で昔はあまりカードを使わなかったようです。が、シティバンクには預金通帳というものが存在しませんから、カードをしばらく使わないというのは異常事態と考えているのかも知れません。

こんな風に彼らの考え方を理解してあげようと思えるくらい、このときの私は平静でした。

速やかにカードが使えるようにして欲しいと伝えると、コールセンターでは対応できないので、電話でカスタマーサポートへ連絡して欲しいと言ってきました。しかし、このときは近所まで夕飯の買い出しに出るだけで、すぐに帰宅するつもりでしたから、携帯電話を持っていませんでした。

いまは電話がないので、このままこのインターホンからつなげないか、あるいはコールセンターから解除するようカスタマーサポートへ指示できないか、と掛け合いました。が、どちらもNGとのことでした。

カスタマーサポートの電話番号はキャッシュカードの裏に書いてあるとのことでしたが、私のカードは古く、番号が変わっていました。フリーダイヤル「0120」の後は6桁ですが、記憶力が乏しい私には覚えられそうにありません。かといってペンもないのでメモも取れません。

どうにかしてくれと伝えても、「申し訳ありませんが・・・」の一点張りで埒があきません。仕方ないのでそのまま帰宅することにしましたが、往復8km程の道のりは完全な無駄足になりました。

帰宅してシティバンクのサイトを見たらカスタマーサポートの電話番号が解ったので、すぐに連絡してみました。すると、そのままプッシュダイヤルで4桁の電話取引暗証番号だか何だか(正式名称はよく覚えていません)を入力するように言ってきました。そんな暗証番号など初耳ですから、とりあえずカードの暗証番号を入力しましたがNGだと言われました。

口座開設時に設定しているハズとのことですが、私がシティバンクに口座を開設したのは9年も前のことですから、そんな記憶など微塵もありません。暗証番号どころかテレフォンバンキングの利用手続きをした記憶すらありません。現在は口座開設時にテレフォンバンキングの利用手続きを同時にやる仕組みになっているのかも知れませんが、私が口座を開設した9年前からそうした仕組みになっていたのかも怪しいところです。

では、一体どうすればいいのかと問うてみると、オペレーターの女性は恐縮する様子もなく淡々と電話取引暗証番号だか何だかの設定からやり直して欲しいと言ってきました。

プッチン!

私のこめかみの辺りで何かがはじけました。これで感情を動かさないでいられるとしたら、仏陀のごとく完成された人間か、金属バットで殴打されても気づかないくらい鈍感な人間か、どちらかでしょう。幸か不幸か、私の場合はそのどちらでもありません。

「私は単純に自分の口座の残高を確認したいだけなんですけど。勝手にカードを使えないようにされた上、何でこんなに振り回されなければならないんですか? そもそも、カードの暗証番号で本人確認が出来ないなら、暗証番号は何のために設定されているんですか?」

ま、向こうに返す言葉なんてありませんね。

この日ここへ至る経緯を詳細に説明し、理詰めの抗議を重ねたら、その電話を切らずに残高照会はできました。が、口頭で確認できるなら初めから速やかに対応しなかったのは何故なの? という疑問も沸いてきました。怒りついでにその疑問もぶつけてみましたが、当然のことながら合理的な説明なんてできるわけありませんね。

あんまり緩すぎて悪い人間の付け入る隙となっても困りますけど、度の過ぎたセキュリティも考えものです。確かに、最後にカードを使ったのがいつだったか思い出せないくらい前に使ったきりの疎遠状態というのも普通ではないかも知れません。が、ユーザーが自分のカードで自分の口座の残高照会をしようとしてこんな対応をされるほうが、よほど普通とはいえない状態かと思います。

私にとってはあまりにも理不尽な仕打ちに思えましたので、正直なところ愛想を尽かしました。そのままカスタマーサポートのオペレーターの女性に二度と取引をしたくないので解約したい旨を伝えると、さすがにこのときは口惜しそうに書類を送る手配をしますとのことでした。

シティバンクの口座にある私の預金は私が指定する別の金融機関への振込みになり、その際に振込手数料840円が差し引かれることになるそうです。預金残高は新車のプリウス1台分+かなりの額になります。それだけの現金を引き出して持ち歩くのも不用心ですから、手切れ金のつもりでその振込手数料は由とすることにしました。

citibank_card.jpg
勝手に使用停止にされたシティバンクのキャッシュカード
実際はもうハサミを入れてしまったのですが、
その写真を使うのもえげつないと思いましたので
自粛することにしました。


(おしまい)

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