酒と蘊蓄の日々

The Days of Wine and Knowledges

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インナーワイヤープライヤー

私は既にワイヤーカッターもニッパーもロングノーズプライヤーもコンビネーションプライヤーもウォーターポンププライヤーもロッキングプライヤーも、いわゆるハサミものの類はたくさん持っており、この種のツールで新たに求めるべきものはないだろうと思っていました。

ところがある日、何気なく眺めていたホーザンのカタログのある一点に目が釘付けになりました。

C-356-0.jpg

最初はただ漫然と眺めていただけですから、写真だけに目が行っていたと思います。パッと見はアゴの形が変わっていて、2点のリベットがかなりずれた位置にある変な形のハサミものだなと思いました。ぶっちゃけ、この写真を見ただけの段階ではプライヤーなのかカッターの類なのかも理解していませんでした。

傍らに書かれていた「C-356 インナーワイヤープライヤー」という名称を見て、俄然興味が湧いてきました。そして、説明図を見て、すぐに全てを理解しました。要するに、これはワイヤーを掴み、それを引っぱるという動作をハンドルの握り一発で済ませてしまうという、なかなか便利そうなツールだったのです。(その後、パークツールのカタログにも同様の品を見つけましたが。)

C-356-1.jpg

写真ように左側のアゴの切りかかれた部分にワイヤーを通してブレーキやディレイラーのワイヤーロックナットないしボルトの部分に当てがい、もう一方のアゴにワイヤーを噛ませて握り込むだけでワイヤーを引くことができます。テンションはハンドルの握り具合で加減できますから、これはなかなか便利そうだと思いました。

早速、近所のショップに行ってみましたが、当然のように置いていませんでした。ということで、ネット通販を利用し、入手したこれを使ってみました。が、結論から言いますと、「アイデアは最高、実用性はイマイチ」といったところでした。

ワイヤーをクランプして引くという動作がハンドルを握るだけでできますし、クランプする部分の形状もそれなりに調整されているようで、ワイヤーが醜くほつれてしまうこともありません。しかし、ブレーキ周りのようにスペースに余裕があれば良いのですが、フロントディレイラーのように立てこんだ場所ではかなり辛いケースもあります。

C-356-2.jpg

上の写真はかなり極端な例ですが、アゴがフレームに干渉して引くことができません。 ま、この辺はバイクの個体差も大きいので一概にはいえません。実際、私が所有している他のバイクではだいたい使えます。

いまのブレーキは昔みたいにスプリングのテンションが強くありませんし、アジャスターも付いています。左手でブレーキのアーチやアームを軽く抑えて右手で軽くワイヤーを引いてある程度ザックリ位置を決めてボルトないしナットを締めて固定すれば、あとはアジャスターの微調整で困ることもありません。

慣れの問題もあるのでしょうけど、結局は今まで通りのやり方のほうが作業も速く、このツールを使う必然性があまり見い出せない感じなんですね。ま、あくまでも私の場合ですが。

しかし、私にとってあまり使えないツールという烙印を押しかけたある日、便利な使い道があることに気付きました。

私はタイラップをよく使います。サイクルコンピュータのセンサなど固定しているものなどは隙間に汚れが溜まってくるとぶった切ってクリーニングし、新しいものに替えてしまいます。自転車以外でもよく使うので、サイズや色違いを取り揃え、常に何百本とストックしています。

ま、そんな話はどうでも良いんですが、フレームやハンドルバーなどにタイラップでブラケットなどを固定する際、キッチリ締め上げたいときにこれほど便利なツールは他にありません。細いタイラップですと、伸ばしてしまったり引きちぎってしまうくらい強く引けますから手加減は必要です。が、それさえ心得てしまえば軽い力で一握りするだけで簡単にビシッと締めることができます。

C-356-3.jpg

本来の用途とは違いますが、工具箱の肥やしになることもなく、便利に使えて良かったと思います。

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

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