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デジカメ代替え (その4)

私が仕事用のカメラに望む条件は画角の広さを除いて約5年前に発売されたカシオEXILIM EX-Z3でもほぼ満たされていました。が、その画角の広さを代替機に求めると、他の条件がスポイルされてしまうものばかりで、決め手になる1台がなかなか現れませんでした。

しかし、ついに今年の2月22日、これなら手を打っても良かろうと思える1台が発売されました。パナソニックLUMIX DMC-FX35です。


Panasonic LUMIX DMC-FX35

広角側の焦点距離は25mm相当というややイレギュラーなもので、想定していた24mm相当という条件を若干下回ります。が、水平画角の差は2度程度だと思いますから、ことさら拘る必要もないでしょう。また、レンズがワイドになっても分厚くなって携行性が損なわれては困りますが、カタログ値は22.0 mm(突起部除く)となっており、これまで使用してきたEX-Z3を0.9mm下廻っています(実質的な差は皆無といって良いレベルですけどね)。

fx35_ex-z3.jpg
FX35(上)とEX-Z3(下)の厚さの比較

パナソニックからパブリシティされたのを受け、早速公式サイトにある実写サンプルを見ました。女性モデルのポートレートや静物など、歪曲収差がどれくらい出ているのか見定めるには極めて不親切な被写体ではありますが、周辺光量の不足もなく、印象としては悪くありませんでした。間もなく、ショップで現物に触れてみて、歪曲収差が解りやすい被写体を狙って確認しましたが、全く問題にならないレベルで、私が求めるレンズ性能としては申し分ありませんでした。

その他諸々についてはどうと言うこともありません。初心者向けの「おまかせ機能」の類が強化されたようですが、私にとっては殆ど無意味で、これまでのパナソニックのデジカメと大差ないというのが個人的な印象です。でも、私が強く望んでいた一点である「画角の広さ」を満たしていながら、特に失ったものがないというところで購入を決意しました。

ただ、このときの実売価格は40,000円前後といったところでしたから、もう少しこなれるまで数ヶ月くらい待ったほうが良かろうと思っていました。が、先週たまたま寄ったヤマダ電機のLABI品川大井町店で36,000円という表示に斜線が入って、さらに値引きしますみたいなPOPを見たときは一瞬買ってしまおうかという衝動に駆られました。

とりあえず、ここは冷静になって情報収集しようということで物欲の刃を鞘に収めました。帰宅してから価格.comをチェックしてみたところ、最安値は29,000円を切っていました。さすがにヤマダ電機といえど、表示価格からの値引きとポイントバック分で7,000円も安くならないだろうと思い、自重して良かったと胸をなで下ろしました。

それにしても、わずか1ヶ月足らずで約10,000円も値下がりしたわけですが、これ以降は鈍化して、じわじわと何ヶ月かで数千円といったペースで下げていくのだろうと見込みました。何しろ、昨年7月に発売された前モデルのFX33は後継機であるFX35が発売されたにもかかわらず、このときの最安値で24,000円程度でしたから。

ということで、購入当日である3月16日の時点で価格.comの最安だったイートレンドのリアルショップへ行って購入しました。帰りにヨドバシカメラにも寄りましたが、ポイントバック分を差し引いても数千円の差はあったかと思います。ま、逆にそうした差がなければカウンターしかない零細な安売りショップは成り立たないでしょうけどね。通販ならヨドバシだってやってますし。

で、FX35のインプレッションですが、動作は5年前の最速モデルだったEX-Z3と比べて速くもなく遅くもないといった感じでしょうか。ま、モニターも撮像素子も解像度が上がり、そのほかにも手ぶれ補正機能などを筆頭にカラクリも増えましたから、その分だけ動作が重くなったと感じさせないのはプロセッサの性能やソフト面のマネージメントも向上しているからなのでしょう。

ただ、最高画質の10メガピクセルになるとさすがにトロくなり、少し邪魔くさく感じるようになってきます。撮った画像を再生する際も、1度目はモタつきます。2度目以降はモニタのサイズに縮小された画像がメモリーされるらしく、キビキビ切り替わってくれますので、その辺は考慮されているようですが。もっとも、こんな高解像度は全く必要ありませんので、よほどのことがない限り使わないと思いますけどね。

全体を見渡すと、基本的な操作に癖はないので迷うこともありません。が、デフォルトではお節介な機能もそれなりにあって、一部は自分好みに設定を変える必要がありました。ま、良くも悪くもいまどきの売れ筋のデジカメといった印象ですが、設定変更で大抵は何とかなります。その辺はコダックのV570のように初心者指向が強すぎるものとは違いますね。

他にも色々気になって来るところはあるでしょうけど、とりあえずザッと弄っただけですので、細かいところはまだ何とも言えません。そもそも、これは趣味用のカメラではありませんから、望むポイントをしっかり網羅してくれて、特に不都合なく使えれば充分だと思いますけどね。

ところで、パナソニックから昨日(3月19日付で)パブリシティされましたが、広角25mm相当からの5倍ズームを搭載した上位モデルのDMC-FX500が4月12日に発売されるそうです。私の仕事用として望遠側はあまり重要ではありませんし、タッチパネルによる操作は画面に指紋が付くので個人的に望ましくありませんし、当然のことながら価格もFX35よりそれなりに高く設定されるでしょう。もし、FX35と同時に発売されていたとしても、私は間違いなくFX35を選んでいますね。

ちなみに、いま趣味のカメラとしてコンパクトデジカメを1台選ぶとしたら、カラーフィルターもローパスフィルターも必要としないダイレクトイメージセンサを搭載した、世界にも他に殆ど例がないシグマDP1に行ってしまうでしょうね。

(おしまい)

テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

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